おはようございます、マルです。

「〇〇さんがいないと、この職場まわらないよ」

──言われた瞬間、ちょっとだけうれしかった。

でもそのあと、じわじわと不安が襲ってくる。

「……つまり、休めないってこと?」

目次


最初はうれしかった「頼られる実感」

責任を任されるって、やっぱりうれしい。

「信頼されてる」「戦力として認められてる」
そう感じることもある。

でも、そこで気づくんです。

「この人がいないと困る」って言われた時点で、代わりがいないんだな…って。


“中心人物”になった人が感じるプレッシャー

医療事務でも、看護師でも、介護士でも。

ベテラン・中堅になればなるほど、
「いなくなると回らない」構造になりがち。

でもそれって…
実はただの属人化じゃないですか?

「あなたしかできない」は、 裏を返せば組織として危ないということ。


それでも辞めたくなる3つの理由

  1. ① 休めない空気になる
    「この日も出られますよね?」が増える。
  2. ② 仕事量が増えても給料が変わらない
    「できる人に任せる」構造が常態化。
  3. ③ 「辞めたら困る」が実質“辞めるな”の圧
    引き止めの空気が強く、動けなくなる。

本来、評価や待遇で返ってくるべき「頼られ度」が、 ただの圧力に変わる瞬間。


「辞めたくなる前に」やっておきたいこと

  • ・自分の業務を見える化(業務マニュアル化)
  • ・後任育成を少しずつ進める
  • ・「辞める選択肢」を自分の中に確保しておく

「自分しかできない状態」を、 「誰でもできるように整える」のが本当の責任感かも。

頼られるのは光栄だけど、
頼られすぎて動けなくなるのは、ちょっと違う。

「この人いないと回らない」──
言われたあなたがいちばん、しんどくならないように。


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