訪問看護の事務をしていて
ふと気づいたんです。
「ありがとう」より「すみません」って言ってる回数のほうが多くないかって。
──たとえば。
急な訪問依頼が入って、スタッフの予定を動かすとき 電話のタイミングが悪くて、運転中だったとあとから知ったとき ルート調整に手間取って、結果的に負担が増えてしまったとき 記録チェックが漏れてしまって「ごめん!」って焦ったとき
感謝してる。
本当は「ありがとう」って言いたい。
でも、その一歩手前で「すみません」が先に出てしまう。
これはたぶん、
“自分のせいじゃないことも、自分のせいにしてしまう”
そんな気質があるからかもしれません。
もちろん、それって責任感がある証拠だし、
現場を回す側として大事な視点でもあるんです。
でも最近思うのは、
「ありがとう」のほうが、伝えた自分も受け取った相手も、
ちょっとだけ気持ちがほぐれるってこと。
たとえば──
「忙しいのにすみません」じゃなくて
「助かります、ありがとうございます」って言うと、
なんだか一緒に頑張ってる感じが出るんですよね。
そうは言っても、明日もきっと言っちゃうんです。
「すみません…」って。笑
それでも少しずつ、「ありがとう」って言えるシーンを増やしていけたら。
そんな風に思う今日この頃です。
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