こんにちは、マルです。
今回は、僕の転職ストーリーについて、少し振り返りながら書いてみようと思います。
2020年。
世界が大きく変わった年でした。
僕が勤めていた飲食店も、コロナ禍で閉店を余儀なくされました。
その頃、奥さんは里帰り出産で実家へ。
僕は一人、ぽっかりと空いた都内のマンションで、
静かな生活を送っていました。
追い打ちをかけるように、予定していた結婚式もキャンセル。
それでも、式場へのキャンセル料として70万円の支払いが発生しました。
「なんでこんなタイミングで…」
正直、心が折れそうだったのを覚えています。
それでも、生きるために動かないわけにはいきませんでした。
過酷な転職活動のスタートです。
これまでのキャリアを活かし、飲食業界からは複数の内定をもらうことができました。
でも、どこか心の中で引っかかっていたんです。
「本当に、また飲食業界に戻るべきなのか?」
そんなとき、ふと目に留まったのが、医療業界の求人でした。
医療業界。
未経験。
自分にできるのか、正直不安しかありませんでした。
それでも、チャレンジしてみたかった。
そこで面接では、業界知識がない分、「経営目線での貢献」を意識した受け答えを心がけました。
この姿勢が評価され、ありがたいことに採用をいただくことができたのです。
その直後、子どもが誕生。
しかし、コロナ禍の影響で、すぐには会いに行くことができず…。
やっと家族が再会できたのは、出産から2週間後のことでした。
家族がそろったその日、僕は新しいスタートを心に決めました。
ちなみに、妻は看護師。
「あなたは、あなたの好きなことをやったらいいよ」
そんな言葉に背中を押され、僕は医療業界という新しい世界に飛び込みました。
40代、未経験、家庭もできたばかり。
それでも、僕は新しい人生に踏み出しました。
そして今――
あの時の決断が、間違いじゃなかったと、胸を張って言えます。
次回は、
「新しい業界でどうやって信頼を築いたか」
そんなリアルな現場体験をお話ししていきます。
ワクワクしながら、ぜひ読みに来てくださいね!
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