おはようございます、マルです。
「これ、空いてる時間にちょっとやっておいてもらえる?」
…あの、それってどこのパラレルワールドの話でしょうか。
現場に“空いてる時間”なんて存在しません。
今回は、日々“すき間”と呼ばれる時間に何が起きているのか、リアルに語ります。
目次
実在しない「すき間時間」
・電話が鳴ってる間に伝票記入
・処方の確認の合間に業者対応
・利用者さんの話を聞きながら、レセの締め日を思い出す
この“合間”、ぜんぶタスクです。
休憩じゃないんです。別の業務に移動してるだけ。
「10秒で終わる」が地味に地獄
・「この入力、10秒で終わるから」×20件=10分
・「印刷お願い」→用紙切れ→紙詰まり→手真っ黒
・「ちょっと調べておいて」→30分ネットと格闘
“すぐ終わる”が1日に何回も来たら、そりゃ終わりません。
“すぐやる人”に集中する不思議
・対応が早い人に仕事がどんどん集まる
・頼みやすい人が“空いてる”と誤解される
・そしてなぜかその人の退勤がいつも遅い
それ、“空いてる人”じゃなくて“断れない人”なんです。
空いてる時間は、いつも幻
・「今ちょっと落ち着いてるかも」→呼び出し
・「今日は静かだね」→緊急対応発生
・「あ、やっと終わった」→机に付箋5枚
すき間時間=誰かが調整して生んでる奇跡。
それ、前提にしないでください。
ということで、今日も“ちょっと空いてそう”な顔で生きてるマルでした。