おはようございます、マルです。
トラブルが起きたとき、みなさんはまず何を考えますか?
「誰が悪い?」「原因は?」「マニュアルどおりに?」
でも、現場で本当に求められるのは、
「この件、どう“落とすか”。」
今回は、医療・介護の現場で日々起こる“ちょっとしたトラブル”を、
どう収めるかに焦点を当てたお話です。
目次
正論は、時に通用しない
・利用者さんの誤解
・家族の感情的な要求
・多職種連携での伝達ミス
「うちの対応に問題はなかった」
そう思っても、火種が残ることってあります。
正論だけでは解決できない場面、多いんです。
現場では“折れる力”も必要
・とりあえず謝る
・相手の気持ちを受け止める
・話を聞いて“落ち着いてもらう”
これは「負け」じゃなくて「着地」
怒ってる人に理屈で返すより、まず「納める」ことが最優先。
“丸く収める人”ばかりに負担がいく
・トラブルが起きると呼ばれる人
・謝る係、説明する係
・なぜか「それ得意でしょ」と言われる
結局、何もしてない人は叱られず
何とかした人だけが疲れてる。
この構造、地味にしんどい。
理不尽に折れた分は、言語化して残そう
・「今回は●●さんの対応で助かった」
・「本来はこうすべきだけど、現場判断でこうした」
・「次に起きたときは、こう動けるように」
“丸く収めた”だけじゃ、再発します。
着地だけじゃなく、記録と共有も忘れずに。
今日もひとつ、トラブルを静かに落としたマルでした。