おはようございます、マルです。
「うち、ファクタリング使ってるよ」
──これ、意外と大きな声で言えない雰囲気、ありませんか?
資金繰りの一手として使える便利な制度なのに、「あの事業所、やばいのかな…」みたいな空気が流れる。
でも本当に、“恥ずかしい資金調達”なんでしょうか?
そもそもファクタリングは「前借り」みたいなもの
「すでに請求は済んでいて、入金待ち」
この状態って、医療・介護現場では当たり前。
ファクタリングは、その入金前の売掛金を「早めに現金化」するだけの話。
借金でもなければ、違法でもない。
むしろ、ちゃんと仕組みを理解して使えば「かしこい調達手段」です。
なぜ“恥ずかしい”と感じてしまうのか?
- ✔ 経営が苦しそうに見える
- ✔ 融資を断られたように思われる
- ✔ 他の職員に説明しづらい
でも実際は、「キャッシュフローを守るために使ってる」というケースも多い。
一時的な資金ショートや、事業拡大のタイミングでの活用など、前向きな理由での導入も増えています。
“現金がない=経営失敗”ではない
入金までに時間がかかる構造を持つ業界ほど、現金の流れがタイムラグだらけ。
人件費の先払い、税金、請求ミス、国保連の入金遅延…。
そりゃあ一時的に苦しくなることもある。
むしろ、それを見越して打てる手を打ってる人の方が経営者らしいと思いませんか?
本当に恥ずかしいのは、“知らないこと”かもしれない
ファクタリングって、実は上場企業でも使ってたりします。
でも医療・介護業界では、「知らない」ことが“偏見”を生みやすいんですよね。
「そんなの初めて聞いた」って人ほど、 「なんか危なそう」って思いがち。
だからこそ、使うかどうかより、まず知っておくことが大切。
おわりに:見栄じゃなく、経営をしよう
本当に必要なのは「外からどう見えるか」じゃなくて、
「中の人をちゃんと守れるか」です。
スタッフに給料を払うために、
サービスを止めないために、
どうするかを考えるのが、経営。
ファクタリングを“恥ずかしい”と思った人にこそ、
「知ってたら、助かったのに」と言わせないように、
選択肢の一つとして“言葉にできること”から始めませんか?